〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

食前と食後にぴったりのカクテルを知っておこう

2016.03.16

 

格式あるレストランを楽しむ、または接待や記念日で使うというとき、食事の前にはアペリティフ、食後にはディジェスティフを上手に活用したいものです。具体的な銘柄はすでにご紹介しましたので、ここでは、両方に向くカクテルを挙げてみましょう。

 

食前酒に向くカクテル

酸味があり、炭酸割りなど口当たりがフレッシュで、喉の渇きを潤し、アルコールが比較的低めの飲み物が向きます。

たとえば、

ミモザ(搾りたてのフレッシュオレンジジュース+シャンパーニュ)

ホワイトミモザ(搾りたてのグレープフルーツジュース+シャンパーニュ)

キール(酸味のある白ワイン“アリゴテ”+カシスのリキュール)

キール・ロワイヤル(シャンパーニュ+カシスのリキュール)

キール・カルディナル(ボジョレー+カシスのリキュール)

ジントニック(ジン+トニック)

モスコミュール(ウォトカ+ジンジャーエール+ライム)

ソルティドッグ(ウォトカ+グレープフルーツジュース+塩)

カンパリソーダ(カンパリ+ソーダ)

カンパリオレンジ(カンパリ+オレンジジュース)

モヒート(ラム+ミント+甘味+ソーダ)

ソルクバーノ(友田好みのカクテル!、グレープフルーツジュース+ラム)

パスティス/リカール/ペルノー(アニスリキュールで、水やソーダで割ると白く濁る)

マティーニ(欧米では食前酒に当たりますが、日本人には食前酒としては強すぎますね)

梅酒のソーダ割り

・・・こんなところが代表格。

 

食後酒に向くカクテル

食後酒は、甘く濃厚で、アルコールも高く、ゆったりと楽しむ飲み物が向きます。

たとえば、

アレキサンダー(ブランデー+生クリーム)

スティンガー(ブランデー+ミント)

グラスホッパー(ペパーミントリキュール+ホワイトカカオリキュール+生クリーム

ブラックルシアン(ウォトカ+コーヒーリキュール)

カルーア・ミルク(コーヒーリキュール+ミルク)

サンブーカ・コン・ムスカ(ハーブリキュールに焙煎珈琲豆を浮かべ、火をつける)

・・・・などなど。

 

 

レストランでは注文できないものもありますが、それでも知っておいて損はないカクテルたちです。今からお食事というときに、コーラやオレンジジュース、ましてやコーヒー、紅茶は無粋です。また、食後に店を変えカクテルバーに行ったときには、お酒が弱かったとしても、アペリティフ向きではなく、しっかりディジェスティフ向きのお酒を選べるように(選んで差上げる)したいものです。

 

 

 

 

 

 

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