〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

初夏こそ似合う、ベルジャン(ベルギーの)・ホワイトビール

2017.05.17

 

夏が近づいていきましたねぇ。温かい太陽、真っ青な空、爽やかな風、湿度が低くて気持ちいいこの季節。こういう気持ちいい時期って、実は短いんですよねぇ。だからこそ、満喫しないと、です。

 

この時期においしい飲み物、それは、ずばり、白ビールです。とくにベルギーで造られているホワイトビール(ビエール・ブランシュ)は、この気持ちのいい時期にぴったりの飲み物。白と言っても真っ白ではなく、甘い黄色を帯びた優しい色合いがとても美しい。原料は「小麦」。そのため軽快な味わいのなのです。そして重要なポイントは、コリアンダーやオレンジピールを使用していること。そのため、フルーティーで、スパイシーで、どこかエキゾチックな風味があります。だから、普通のビールが苦手という方でも白ビールなら飲めるという方、案外いらっしゃるのです。

 

人気銘柄は、なんといっても「ヒューガルデン」。大ぶりの専用グラスに注げば、まるでグレープフルーツジュースやレモンヨーグルトジュースみたいに美しい色とフルーティーでフレッシュな香りと味わいを満喫できます。コリアンダーとオレンジピールの使用料がともかく絶妙。このバランスは飽きがきません。

もう一つの人気ブランド「ヴェデット」は、幾分軽めでちょっとスパイシーな口当たり。「ヴェデット」とはスターの意味を持つフランス語。ビール界のかわいいスターです。

「ミスティック・ホワイト」は、酸味が穏やかで甘酸っぱい味わいが人気。

一見日本産みたい名前ですが実はベルギー産の白ビールという「白濁(しろにごり)」は、缶ビール。面白いのが、缶のパッケージ印刷が上下さかさまになっているところ。これは飲むときにさかさまにすることによって、缶の下にたまった澱を均一にして濁りそのものを楽しんでもらおうという工夫。面白いですね。

ぐぐっと飲み応えがあるタイプは「シメイ ホワイト」。トラピスト(修道院)ビールとして大変人気です。

日本のビールメーカーでも、ベルギースタイルのホワイトビールが造られています。たとえば、「常陸野ネスト ホワイトビール」や「水曜日のネコ」。スタイリングもとってもおしゃれで、女性向ですね。

 

いずれにしてもベルジャン・ホワイトビールは、グラスに注いで飲んでください。淡く濁ったフロスティーカラーのホワイトビールは、その見た目も爽快さ満点ですから。そして、できるならば、太陽と青い空が見える時間にごくっといきたいもの。でも、まだ働いている時間ですって? この気持ちいい時期は一年の間でも短いのです。楽しまなくっちゃ損ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

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