格式あるレストランを楽しむ、または接待や記念日で使うというとき、食事の前にはアペリティフ、食後にはディジェスティフを上手に活用したいものです。具体的な銘柄はすでにご紹介しましたので、ここでは、両方に向くカクテルを挙げてみましょう。

 

食前酒に向くカクテル

酸味があり、炭酸割りなど口当たりがフレッシュで、喉の渇きを潤し、アルコールが比較的低めの飲み物が向きます。

たとえば、

ミモザ(搾りたてのフレッシュオレンジジュース+シャンパーニュ)

ホワイトミモザ(搾りたてのグレープフルーツジュース+シャンパーニュ)

キール(酸味のある白ワイン“アリゴテ”+カシスのリキュール)

キール・ロワイヤル(シャンパーニュ+カシスのリキュール)

キール・カルディナル(ボジョレー+カシスのリキュール)

ジントニック(ジン+トニック)

モスコミュール(ウォトカ+ジンジャーエール+ライム)

ソルティドッグ(ウォトカ+グレープフルーツジュース+塩)

カンパリソーダ(カンパリ+ソーダ)

カンパリオレンジ(カンパリ+オレンジジュース)

モヒート(ラム+ミント+甘味+ソーダ)

ソルクバーノ(友田好みのカクテル!、グレープフルーツジュース+ラム)

パスティス/リカール/ペルノー(アニスリキュールで、水やソーダで割ると白く濁る)

マティーニ(欧米では食前酒に当たりますが、日本人には食前酒としては強すぎますね)

梅酒のソーダ割り

・・・こんなところが代表格。

 

食後酒に向くカクテル

食後酒は、甘く濃厚で、アルコールも高く、ゆったりと楽しむ飲み物が向きます。

たとえば、

アレキサンダー(ブランデー+生クリーム)

スティンガー(ブランデー+ミント)

グラスホッパー(ペパーミントリキュール+ホワイトカカオリキュール+生クリーム

ブラックルシアン(ウォトカ+コーヒーリキュール)

カルーア・ミルク(コーヒーリキュール+ミルク)

サンブーカ・コン・ムスカ(ハーブリキュールに焙煎珈琲豆を浮かべ、火をつける)

・・・・などなど。

 

 

レストランでは注文できないものもありますが、それでも知っておいて損はないカクテルたちです。今からお食事というときに、コーラやオレンジジュース、ましてやコーヒー、紅茶は無粋です。また、食後に店を変えカクテルバーに行ったときには、お酒が弱かったとしても、アペリティフ向きではなく、しっかりディジェスティフ向きのお酒を選べるように(選んで差上げる)したいものです。

 

 

 

 

 

 

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2016年3月16日
友田晶子 Akiko Toimoda
ソムリエ/
トータル飲料コンサルタント
(ワイン・日本酒・焼酎・ビール・カクテルなどお酒と食に関する専門家)

米どころ酒どころ福井県に生まれる。
現在、業界20年以上のキャリアと女性らしい感性を活かし、酒と食に関する一般向けセミナー、イベントの企画・開催、輸入業者や酒販店・料飲店・ホテル旅館などプロ向けコンサルティングを行っている。 A native of Fukui Prefecture, Tomoda is a "Total Alcoholic Beverage Consultant and qualified Sommelier, Sake Sommelier, Shochu Advisor, Wine Advisor, Bergen Beer Technical Advisor and Cheese Professional. In 1990, she set up her own company, Alcoholic Beverage Consulting Co., Ltd. A sought-after presenter on the lecture circuit, Tomoda acts as a consultant for importers retailers, hotels, Japanese inns and establishments that serve alcoholic beverages. She is also a popular essayist.