〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

外国人に人気!? 東京下町名物「もんじゃ」でインバウンド!

2016.04.25

 

 

観光立国ニッポンを、少しづつ実感できる昨今になってきました。
街で見かける外国人の数がすごく増えましたものねぇ。
アジア系の人たちのみならず欧米系の観光客も本当によく見かけえるようになりました。
また、和食をはじめ、日本酒や焼酎を飲みたいという方もぐぐっと増えています。しかし、どの店に行っていいかわからない、注文がうまくできない、飲みたいものが飲めない、何を飲んでいいかわからない、お店の人が日本語しか話せない、お店にメニューがなく高い金額を取られた・・・・などなど、飲食、とくにお酒に関しては問題もあるようです。
ときに、「お酒のプロ友田にアテンドしてもらいたい」というご依頼を受けることもあります。日本酒や焼酎、日本ワインやジャパニーズウイスキーを飲んでみたい、おいしい日本酒と食を体験したいっという外国人の方なら喜んで!とご一緒します。伝統の料亭から居酒屋、寿司屋、蕎麦屋、フレンチやイタリアンで日本酒&焼酎などなどさまざまなタイプをご紹介しますが、受けがいいのは「もんじゃ」です。

 

もんじゃストリートはそれだけでテーマパーク!

まず、もんじゃのメッカである月島の町がもうすでにテーマパークです。もんじゃストリートやその周辺は散策にはもってこいです。また、店内の鉄板がずらりと並んだ光景も圧巻です。そうそう、お店の前に並ぶ行列もちょっとした見ものですよね。
そして、もんじゃを作るパフォーマンスは外国人も目を丸くします。もちろん、友田が自ら作ります。鍋だけじゃなくてもんじゃも奉行ですから。まずは友田作製の“おいしいパターン”を食べていただいてから、2個目は、お客様に作ってもらいます。ぐちゃぐちゃになっても構いません。もんじゃはもとからぐちゃぐちゃなんですから。「はがし」を使って食べることも楽しいですがやけどには注意です。
おすすめの順番は、人気の明太子もちチーズもんじゃ→カレー味→あっさり醤油&浅利。味わいを変え、楽しんでもらいます。もんじゃ特有のソース味は外国人にも受け入れてもらいやすいようです。
もんじゃを作る横で、鶏ナンコツやホタテをじっくり焼いておつまみにもします。そう、もんじゃはいわば「鉄板焼き」でもあるのです。鉄板焼きといえば高級なイメージがありますが、もんじゃだってまぎれもなく鉄板焼き料理。外国人は鉄板焼き、本当にお好きですからねぇ。
そしてなにより、もんじゃの魅力は比較的お手頃価格だということ(比較的と書くのは、あれやこれや注文していくと意外に高くなっちゃうこともありますからね)。これはおもてなしする方としてもありがたいことです。

 

瓶ビールをおいしい注ぎ方で

さて、重要な飲み物。まず、ビール。最近は月島地ビールや東京地ビールがありますし、外国人は日本の大手4社ビールを好む人もいます。ここは生ビールではなく、あえて瓶ビールにして、友田流絶妙の注ぎ方で飲んでもらいます。外国人の方々、おいしい注ぎ方を知らない人が案外いらっしゃいますからね。そのあとは、レモンチューハイ。レモンの酸味がもんじゃのソース味を洗い流してくれます。お店にあればホッピーをいってみましょう。これぞ日本ならでは、東京ならではのお酒です。もちろん、日本酒や焼酎もOK。少しづつ味比べしてもらうのもテです。
お酒の後は〆にお好み焼きや焼きそばです。
もんじゃの雰囲気や味わいは、間違いなく外国人に楽しんでもらえるものですが、どうやって食べていいかわからない、どの店に行っていいかわからない、興味があるけど怖くて行けないといわれます。こういうときこそ日本人がお連れすればいいのです。これこそ民間外交、庶民外交!カジュアルで楽しくておいしい外交です。言葉が話せなくてもOK!
プチ注意点は、カジュアルな服装で来てもらうこと。もんじゃは服に匂いがうつります。旅行者にとっては困ることもあります。また、お店によってはお座敷のこともありますから、そのあたりを前もってお伝えすること。慣れない方なら椅子席を。

 

 

 

[日本料飲ビジネス研究会]

観光地の宿泊施設・
飲食店・酒販店の皆様へ
料飲おもてなし
売上向上セミナー

これからのポイントは「飲料」です。お酒をはじめとした飲料に、もう少し力を入れれば、必ずや売上が伸びます。お客様の満足度がひろがります。「また行きたい」と思わせることが出来るのです!