〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

高原の定義とは、「ピクニックができてエールが飲める場所」で決定!

2016.08.11

 

熱いですね。

いや、暑いですね。

リオ・オリンピックも熱いですが、街も暑いです。暑すぎます。

そうだ、高原に行きましょう。涼やかな風、すがすがしい青い空、深呼吸したくなる緑の洪水。
夏はやっぱり高原ですねぇ。

しかし高原とはなんでしょう。山とはどう違うのでしょうか。森との区別はいったい。台地ではないですよねぇ。
Wikiさんによれば、「高原とは、標高の高い平地、起伏が少ない高地を高原と呼ぶ」とありました。ふ~む、そういう風に言われちゃうと趣というものがまったくありませんね。
高原は、ワインピースが似合います。麦わら帽子が似合います。日傘も必要です。男性諸氏はTシャツはNGです。襟付きの麻のシャツをお召しください。高原の神に敬意を表して。
そして、なんてったってバスケット持参です。中には、キューカンバー(キュウリですね)とスモークトハムのサンドウィッチが入っています。
そして、手造りローストビーフ、ピクルスにニシンの酢漬け、ファームハウス製のチェダーチーズとスティルトンもあります。そして杏子やブドウやブルーベリーなどの果物が入っていなければいけません。魔法瓶には濃い目に入れたアール・グレイ。アイスではありません、ホットです。

冷たいのは、エールです。
アイスボックスに入れたペールエールとブラウンエール。街中で飲むビールみたいにキンキンに冷たい必要はありません。だって、高原は暑くないのですから。そして高原ではエールはボトルのまま飲みます。エレガントではありませんか? ならば、小ぶりのゴブレットを持参しましょう。ゴブレットに注がれたエールの美しい色合いはきっと木漏れ日に映えるはずです。ニシンの酢漬けには軽やかなのどごしのペールエールを。ピクルスにはペールエールならではの酸味がとても合います。ローストビーフには香ばしさたっぷりのブラウンエール。おろしたて山わさびを添えましょう。ブラウンエールの麦芽の旨味は濃厚なチーズのコクも引き立ててくれます。

ああ、なんてファービュラスな高原ピクニック。
あ、「高原は、標高の高い起伏のない平地」(by wiki)ゆえに、ピクニックにはぴったりなのですね。なるほど・・・・。木々が生い茂る森の中や山岳部では座ってシートを敷いてゆっくりエールを楽しむのはちょっと難しいですものねぇ。そうです、高原とは、いっそピクニックができてエールが飲める場所という定義にしましょう。いいわ、いいわ。それがよろしゅうございますわ。

・・・・と、灼熱の街で原稿を書きながら妄想する夏のひと時。みなさまは、高原で避暑をお楽しみかもしれませんね。
いいえ、決してうらやましくなんかございませんわ・・・・(涙)。

 

 

 

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