〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

鍋の季節、焼酎と一緒に楽しみたいお鍋とは?

2016.11.16

 

今年は秋がなく急に冬になっちゃったような感じです。寒いですよねぇ。

例年以上に鍋が恋しい冬のようです。

新聞にありましたが、外食で鍋料理にかける費用は2,000円以上5,000円未満が一番多いとか。最近は鍋料理もすごくバリエーションが増えて、本当に楽しいものです。

さて、先週は日本酒に合う鍋料理をご紹介しましたが、ここでは焼酎に合う鍋料理を考えてみたいと思います。

 

焼酎の特徴はいろいろありますが、まずは香りが豊かで、蒸留酒にもかかわらず原料の風味が楽しめるところ。さらに、アルコールの高さもその特徴になります。もちろん割って飲めばアルコールは弱まりますが、鍋料理をはじめとした料理との相性は、蒸留酒ならではのアルコール感が相性の決め手になるのです。

日本酒は繊細な味わいの鍋と、と書きましたが、焼酎はしっかりとコクと味わいにも対応できます。ここでは、ベースの素材は魚より肉と言い切っちゃいましょうか。

たとえば、素材は、豚肉、牛肉、モツ、骨付き地鶏などなど。しゃぶしゃぶや煮込み、水炊きもいいですね。

ほら、思い出してみて下さい。本格焼酎のふるさと九州の鍋料理は、肉ベースが意外に多いのです。モツ鍋、鶏の水炊き、黒豚しゃぶしゃぶなどなど、ね。

お肉特有のしっかりとした味わいや脂分に焼酎の強さがバランスをとってくれ、脂分をアルコールがきれいに洗い流してくれ、料理がおいしく焼酎もおいしく感じるのです。

お野菜も、ニラやネギ、しょうが、にんにくなど香味野菜で刺激のあるものがお奨めです。お肉そのものにの合うし、焼酎の強さや豊かな香りと相乗効果を楽しめます。

さらに、スパイシーな風味や脂分も十分に対応できる強さがあります。唐辛子や豆板醤が聞いた韓国風や中国風、カレー風味も焼酎にぴったりです。

これまた思い浮かべてみてください。辛味や旨味、甘味のきいた韓国料理、お酒は韓国焼酎ですよね。羊肉がベースとなる北京料理にも白酒(バイジョウ)がつきものです。ハーブやスパイスのきいた肉ベースの鍋料理には、焼酎がぴったりというわけです。

食べごたえのある肉系鍋、焼酎とともにお試しください。

 

 

 

 

 

 

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