〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

パーティーの意味を知って、パーティーを成功させましょう

2016.10.08

 

おもてなしといえばパーティー。パーティーといえばおもてなし。
パーティーといってもいろいろあります。誕生日パーティー、結婚パーティー、婚活パーティー、ティーパーティー、クリスマスパーティー、ダンスパーティー、ホームパーティー・・・と書き並べるだけでなんだか楽しくなっちゃいます。そういえば、パーティーってそもそもどういう意味なのでしょう。調べてみました。

Wikiさんによれば、パーティーとは「人の集まり、会合、集会、お楽しみ会」とあります。これは納得。楽しい集まりであることがまず第一のようです。
さらに「部隊、政党、一行、登山チーム、関係者」などの意味もあります。確かにアメリカ大統領選挙のニュースを見ていると「パーティー」という言葉をよく耳にします。政党を筆頭に何か目的をともにするグループのことを指す言葉でもあるようです。
語源はラテン語の「パルティエ」。分けるという意味で、特定の目的のために(他と別れて)集まることを指したものだそうです。なるほど~。

 

これらを眺めてみますと、パーティーの大きなポイントは、複数人であるということと言えるかもしれません。パーティーの参加者は、実のところ、みんな同じ立場ではありません。誰かが目的をもって、みんなをリードしていく、そして目的に向かって進んでいく。これがパーティーの本質のように思えます。ひいては、誰かほかの人の理解を得るために「もてなす」ことにもつながっていきます。
え、一人パーティーもあるですって? はい、たしかに、でもどれは、じつのところ、自分がもう一人の自分をもてなすことなのです。

 

パーティーをリードする人、つまり主催する人は、参加者や同席者に満足感や納得感や共感を得てもらわなければ、その集まりは成功とは言えませんしパーティー開催の意味もありません。
ではパーティーを成功させるにはどうしたらいいのでしょう。答えは、目的を明確にすることです。はい、もちろん、ここは、政党のほうではなく、お楽しみ会のほうで考えてくださいね。どんな集まりなのか、どんな人が来るのか、どうしたら満足度が高くなるか。そのパーティーの目的が明確であればあるほど、その点に集中して満足度アップを狙えます。
最近人気のタコぱーが人気なのは、みんなでたこ焼き一転集中で楽しむからです。ピザパーも鍋パーも菓子パーも最近人気なのも同じ理由。それもあまり気を使わなくともみんなが同じ方向を向いて目的をともにするため人気なのです。
広い意味で言えば、誕生パーティーも結婚パーティーも婚活パーティーも目的は明確。だから、古来よりすたれないで脈々と人々の間で代表的なパーティーとして受け継がれているのです。

お客様を招いてのおもてなしパーティー、成功への近道は目的をとにかくしっかり決めること。どんなに小さくてもかまいません。あなたらしい素敵な目的をきゅきゅっと絞れば、おもてなしのパーティーは成功します。ぜひ念頭においてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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