女性のワインプロフェッショナルが審査する、フランスのワインコンクール「第11回フェミナリーズ世界ワインコンクール」の審査会が、去る2017年4月6日、ワインのメッカ、ブルゴーニュのボーヌのパレ・ド・コングレにて行われました。今回は日本から日本人女性審査員12名参加。さらに、日本ワイン12社30アイテムが初出品されました。
ここでは、見事入賞を果たした日本ワイン、7社10アイテムをご紹介しましょう。
●シャトーブリヤン 白 2014/株式会社サドヤ(山梨)
●月山ワイン ソレイユ ルバン ヤマ・ソーヴィニヨン 2014/月山ワインやまぶどう研究所(山形)
●等々力 甲州 2015/株式会社 シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー 勝沼ワイナリー(山梨)
●TOMOE セミヨン バレル・セレクション 2015/株式会社 広島三次ワイナリー(広島)
●シルバー 赤沢メルロー 2014/株式会社 エーデルワイン(岩手)
●ハギースパーク 重畳(白スパークリング)2016/大和葡萄酒 株式会社(山梨)
<<銀賞>>
●吉祥 ブラン・ド・ブラン(白スパークリング)2014/楠わいなりー 株式会社(長野)
<<銅賞>>
●甲州醸し スモーク2015/株式会社 サドヤ(山梨)
●TOMOE シャルドネ 新月 2015/株式会社 広島三次ワイナリー(広島)
●五月長根葡萄園 白 2015/株式会社 エーデルワイン(岩手)
どうですか? もしかしたら、皆様のご近所のワインがあるのではないですか? ま、ご近所ではなくとも、われらが住む、われらの日本のワインが、世界のワインコンクールで賞を取る時代になったと思うと、なんだかとっても嬉しいですよね。それもワインの本場、フランス、ブルゴーニュのコンクールで認められたとなると嬉しさももひとしおです。世界遺産である和食とともに、日本ワインも世界中の人に味わってもらいたいものです。
今回の入賞ワイン、よりおいしい、より楽しい、「飲む順番」をご紹介しましょうか。
まずは乾杯に、この2種。
1、ハギースパーク 重畳(白スパークリング)2016/大和葡萄酒 株式会社(山梨)
甲州のスパークリング。爽快さ満点。乾杯のほか、デザートと一緒にも素敵です。
2、吉祥 ブラン・ド・ブラン(白スパークリング)2014/楠わいなりー株式会社(長野)
シャルドネのスパークリング。飽きない味わいです。
続いて軽めの前菜とともに
3、等々力 甲州 2015/株式会社 シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー 勝沼ワイナリー(山梨)
みずみずしく軽快な甲州。日本の代表品種です。
4、五月長根葡萄園 白 2015/株式会社 エーデルワイン(岩手)
リースリング・リオンの白。ピュアでエレガントな味わい。
魚介の料理とともに
5、甲州醸し スモーク2015/株式会社 サドヤ(山梨)
最近注目のオレンジワイン、ちょっと濃厚な甲州。
6、TOMOE シャルドネ 新月 2015/株式会社 広島三次ワイナリー(広島)
フルーティーながら軽めのコクを楽しめる白。
7、シャトーブリヤン 白 2014/株式会社サドヤ(山梨)
セミヨンを樽熟した芳醇な白ワイン。クリームソースとも好相性。
軽めの肉料理やパスタと
8、TOMOEマスカット・ベーリーA 木津田ヴィンヤード2015/株式会社 広島三次ワイナリー(広島)
軽快な渋味とジューシーな赤ワイン。お魚料理もOK。
メインの肉料理と
9、月山ワイン ソレイユ ルバン ヤマ・ソーヴィニヨン 2014/月山ワインやまぶどう研究所(山形)
やまぶどうの「ヤマソーヴィニヨン」、品のいい酸味の際立つ逸品。
10、シルバー 赤沢メルロー 2014/株式会社 エーデルワイン(岩手)
滑らかな渋味と心地いい酸味がバランスのいい赤。
いかがですか?
これでフルコースを楽しめますね。
そう、近いうち、フェミナリーズ入賞ワイン豪華フルコースディナー会などできたらいいですね。
想像するだけでワクワクします。
入賞ワイン、本当におめでとうございます。
日本ワイン、万歳!