〜友田晶子の“新”ラク学講座〜

正しい神社参拝のお作法、ご存知ですか?

2018.05.13

今年、SAKE女の会は2年周年を迎え、3期目がスタートします。2周年を無事過ごせた感謝とまた3期への発展を祈願し、参拝、あの、あの、神田明神様でやらせていただきます。

身も心も引き締まる思いです。

式典とイベント(午後は「江戸の酒、江戸の食、粋な男女のSAKE祭り」と題したいイベントです!)のお打合せや下見で、3回ほど明神様を訪れました。

そこで気が付いたのは、神田明神様の正式名称は「明神神社」なのですね。ご存知でしたか? あの有名な甘酒屋さんの横にある鳥居にはしっかりと「明神神社」と書かれています。ちなみに、明神とは、日本の神仏習合における仏教的な神の称号なのだとか(wikiより)。神田と付けるのはより身近な、庶民が親しみを込めて呼ぶ名前なのかもしれません。

 

さて、そんなわけで神社を訪れる機会が増えた昨今。

今一度「参拝」の正しい作法を見直してみました。

 

①    先ず服装。参拝の際は極力服装をただすよう心がけたい。

②    鳥居をくぐる際も帰る際にも、一礼。鳥居は、一般社会と神域を区切る結界。ここで気持ちを引き締める。

③    参道の中央は神様が通る道(正中/せいちゅう)なので、中央を避けて進むべし。

④    入手水舎の水で心身を清めるべし。俗界の汚れを落とすべし。

 

■手水の作法

1、右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を洗う。
(左手の方が神聖なので左から)
2、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を洗う。
3、 再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。
口もしっかり清める。
4、口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流す。
5、最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置く。

 

 

⑤    参道を通ってご神前へ進みます。進み方は③と同じ。

⑥    賽銭箱の前に立ったら一礼し真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れる。

⑦    二礼二拍手一礼で拝礼し、会釈をしてから退く。

 

 

 

■拝礼の仕方

1、深いお辞儀を二回。神様に敬意を。[ 二礼 ]
2、次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、
両手を開いて拍手を二回打つ。音を出すことで神様をお招きする。[ 二拍手 ]
3、両手をきちんと合わせながら心を込めて祈る。
4、両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀。感謝を込めて。[ 一礼 ]

 

 

どうですか? こんな風にやっていますか?
この「心を込めて祈る」際、あなたはどんなことを祈っていますか?

私は、祈る内容は秘密ですが、しっかりと住所氏名を述べるようにしています。神様が誰かわからなくなると困りますからね。

さらに、「~~~~~になりますように」ではなく「~~~~~になりますので、よろしくお見守りください」というようにしています。「~~~ように」では、ただ神様に甘えているだけ。みんながみんな甘えだすと神様も大変でしょうからね。

 

で、お賽銭。いくら入れますか?

最近私は50円玉。「十分な5円」の意味を込めて。そしておみくじは必須なので100円~200円も準備。

時折「紙幣」を投入している人を見かけますが、さて、どうなのでしょう。神様の世界も費用次第…だったらちょっと困りますね…。

 

 

 

 

 

 

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